星待ち
 
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◇伊クロアンソロ



話作りの取っ掛かりと形になるまで
https://peing.net/ja/q/debe8cfd-c21b-44f6-9d25-644ae779da7b
私はこのキャラにこの台詞を言わせたい、から話を作ることが多いのですが、
ムツさんの話作りの最初のとっかかりは何ですか?
あとモノローグ入れる時、公式とのキャラの乖離(自分の解釈寄りになる)にいつも悩むのですが、
その辺りの折り合いとか気をつけてることあったら知りたいです!(ムツさんのモノローグ好きなので是非知りたい)


ありがとうございます!
楽しそうな質問いただいたのでまた記事にしてみました…!
話作りの最初の取っ掛かり…!
言われてみるとよくわからない!
と思ったのでちょっとしばらく今まで作ってきた本のこととか振り返りながら考えてまとめてました!
ついでに自分が本を作るとき話を作っていく流れも勝手に説明しました!



1、話作りの最初のとっかかり
2、話を作っていく流れ
3、モノローグ入れる時、公式とのキャラの乖離に対する折り合いのつけ方


という感じで2の要素を勝手に盛り込みながら以下展開しております。
なので2に関しては飛ばしてもらって大丈夫です。
ただ、3に関してなんですが正直気をつけてることがなかったんで気をつけることがなかった理由について話してます。



1、話作りの最初のとっかかり



一言で言うと「自己解釈を主張したい」があらゆる創作行為の取っ掛かりではあるんですけど、
そこに至るまでの大体の流れも込みで取っ掛かりを決める流れは

,海離献礇鵐襪破椶鮑遒襪箸靴燭蘆と誰の話を作りたい 
みたいな感じで予め作品全体から複数キャラくらいに焦点を絞っておいて
特定のキャラの本編上での言動、一連のエピソードを見る、もしくは思い出すことでそのキャラクターのどういうキャラクター性に焦点を当てたいかを定める
そのキャラクターのその言動は、そのキャラがどういう人間性で、どういうエピソード、どういうキャラとのやりとりを経て、どういう関係性を形成していたことで出てきたものだったかを自己解釈していく

っていう感じで、そうして決めた「キャラクターや関係性に対する1つ以上の自己解釈」を話を作る取っ掛かりにしています。

(初めてのキャラで本を作るときは△妊ぅ鵐僖トを受けたエピソードがそのまま焦点になるんですけど、二冊目以降の同CP系統の本が出るときは刷り込みみたいな感じでそのキャラとその周辺に,定まりがちで、それが繰り返されるそのうち推しを自覚する感じ…)


今回はいちごまつり本の中の美月さんとあかりちゃんの話「月と空」で流れを説明させて頂こうと思うんですけど。

(脱字が直ってない頃のデータなんですけど…)

この話を作ろうと思ったきっかけになったエピソードは劇場版アイカツ!を初めて見たとき
「ここに来るつもりはなかった。新しい時代を目の当たりにするのは、少し、怖くて…」
ってあかりちゃんに弱音を零す美月さんのシーン、からの、
2度目を見たとき美月さんのしたいことリストに「プラネタリウムで星をみる」という文面を見つけたのが大元で、

それを見たときに思った
・美月さんがプラネタリウムで星を見ようとしていたのは(「あなたに奪われたいの」からも分かるように)星宮いちごがトップアイドルになるときを待ち望む気持ちとそれを見届ける怖さを天秤に掛けて「プラネタリウムで星をみる」ことを妥協案としたのではないか
・あかりちゃんに対して弱音を吐けるだけのエピソードが幕間に存在していたのではないか、それはあかりちゃんが美月さんを会場に連れてくる決定打になったエピソードでもあったのではないか

っていうところから「美月さんとあかりちゃんの劇場版の幕間にまつわる話」が作りたいっていう取っ掛かりを定めた感じです。
(他の本でもこんな感じで取っ掛かりを決めた流れは後書きとかにふらっと書いてることがあったりするんでお手元にもし本あるようでしたら気が向いた際にでも読んでみて頂けたら〜〜)



2、話を作っていく流れ



取っ掛かりが取っ掛かりなもんで自分の話の作り方は完全にストーリーテリングっていう手法一択になってます。
「ストーリーテリング」
伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法(コトバンク

なので1、で決めた取っ掛かりと盛り込みたい自己解釈をベースした「一番印象付けたいオチ」を定めることが話作りの根幹に来ることが大体です。

1、のとき決めた取っ掛かりでそのオチが決まってることもあるんですけど今回例に出した話の場合まだ取っ掛かりの時点では定まりきってない状態です。
なので取っ掛かりになった事項が最終的に言わんとしたい結論を探します。

今回の場合、
・美月さんはいちごちゃんのステージを見届けたいと思っている(≒ステージに協力したい思いもあった)
・あかりちゃんは劇場版において美月さんといちごちゃんを繋ぐ架け橋になっていた
・あかりちゃんの台詞、あかりちゃんの人間像が美月さんがステージに向かう決定打になった
っていう解釈を踏まえた上で美月さんにとってのあかりちゃんがどういう存在であったか、っていう「美月さんの大空あかりに対する考え方」こそがオチになるっていうところまでまず定めて、
それを簡潔に形容できる言い回しを考えるんですけど、

そういうとき今回はアイカツ!177話「未来向きの今」でクイーンになったあかりちゃんに対して美月さんが発言していた大空あかりに対する「太陽も月も包み込む空のようなアイドル」っていう台詞をリスペクトしました。
そうして「大空あかりは私(美月さん)といちごを繋げられる存在なんだ」っていう気付きである「月と太陽も、1つの空の中で見れば並び会えるのよね」っていうモノローグをオチに持ってくることにしました。

私の考える話は完全に持ってきたいオチを軸に形成していくんで、話の考え方も起承転結というよりは論文のような、実証研究のような、なんかこうそういう形式の方が当てはまりやすいなと思います。
「序論(問いかけ・導入)」→「本論(やり取りを通じての根拠の提示)」→「結論」みたいな。

ただ、もう最初から結論は出したところから始めるんで話を形にするにあたっては
「持ってきたいオチ≒結論」を出すまでに、これまで考えた解釈やエピソードっていう「結論に至った根拠」を盛り込むにはどういうやり取りをキャラがしてくれたらオチに運べるか、というところ「本論」を考えます。
今回は劇場版の幕間っていうのが取っ掛かりの時点で決まってたんで
バンジーする美月さんとあかりちゃんが出会って、輝きのエチュードのステージに間に合うまでの間に、美月さんとあかりちゃんが会話をしたことで美月さんはステージに向かうことを決められて、オチに繋がるっていう流れができます。
(先にオチにしたい主張だけ決まったときは逆に話の切り口が思いつかなくて難産することも多い…)
したらばこれまで考えてきた自己解釈、プラネタリウムのくだりだとかをあかりちゃんが美月さんにそれとなく伝えた上で「プラネタリウムよりも星宮先輩のステージはもっと綺麗で見逃せないものだ」「だから一緒に行きましょう」っていう大空あかりの人間性に触れたことを美月さんにとって「大空あかりは私(美月さん)といちごを繋げられる存在なんだ」っていう気づきの根拠にしました。

そうやって物語っていう流れの中で根拠を示したその上で結論を提示することで、そのオチをより印象付けよう、っていうのが私の話作りの意図の最たる考え方になってます。
なので私的にこのキャラにこういうことをさせたい、言わせたい、は完全に二の次であわよくば盛り込めたらいいなあくらいの認識になってしまってます。
いかにオチに持ってきやすいかがシチュエーションを決めるにあたっての選択基準になるので私の考える話は座って会話をして終わることが本当に多いですし、流れも被ってしまうことが多く、厳密に言うとこれは話の作り方じゃないのかなあという思いがあって。
ここまで言っておいてあれなんですけど。
ストーリーテリングによって解釈を主張する流れの説明といった方がいいのかなあと思います。
そんな感じで私の創作はアウトプットされてます。



3、モノローグ入れる時、公式とのキャラの乖離に対する折り合いのつけ方



何というか私の場合、公式とのキャラのの乖離が発生することがなくて…
多分なんですけど話を考えるときの取っ掛かりが違うからかなあと思ったんですよね

私の場合「自己解釈で定めたキャラクター性を主張したい」が先に来てるから
言わせたいモノローグっていうのも本編のエピソードや台詞回しに由来してることが多いんですけど
「このキャラにこの台詞を言わせたい」が先だった場合だと
その台詞を言わせる為のきっかけになるモノローグが必要になるから言わせたい台詞に由来してモノローグを考えていくと公式とのズレがそこで出てきてしまう感じなのかなあ…とか思いました。

逆に私の取っ掛かりって完全に本編上のエピソードに依存してるんで、
推しカプに遊園地でデートして欲しいとか、ただただおいしいご飯食べて欲しいとか、抱きしめて好きって言わせたい、みたいな自分の欲望然とした完全にオリジナルなエピソードが創作できないところがあるんですよね
だから、「言わせたい、〇〇させたい」が先立って話を作れるの本当にすごいなあと思っててすごく憧れてたりします。
乖離に悩まれる時点でそのキャラクターのことをすごく考えてらっしゃるんだなあと思うんで、悩む時間があることそのものが愛おしいなあと思いました。
すーごい他人事みたいなこと言ってしまってるんですが素直にそう思ってしまったので今後も悩みに悩んでご自身の欲望と折り合い付けてくださったらなあと思います!
参考にもならねえ!正直聞く人を間違えたと思います!

あ、あとモノローグ好きっておっしゃって頂けて嬉しいです!
自分のキャラクターに対する解釈そのものを芯むき出しに晒したのがモノローグっていう形になっているところがあるので!
ありがとうございます!


そんな感じです!
多分「〇〇させたい」が先立って話作ってる方のほうが多いんじゃないかなと思うんですが、そういう話の考え方もあるんだなあという1つのあれとして参考にしたりしなかったりしてください!
ここまで読んでくださってありがとうございました!



昔作ったやつも似たようなやつなんですけどついでに置いときます!

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