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◇伊クロアンソロ



自分の創作観念について
https://peing.net/q/cca858ed-f6ca-490f-8112-3c21915c003a
ムツさんはご自身が描くイラストをあまり好きではないとお聞きしました。
それでも漫画やイラストで表現をなさるのは何故ですか?

とても自分語りするのが楽しそうな質問を頂いてしまったのでこの場を借りて長文をこしらえてみました!

質問箱への投函ありがとうございます!

私が好きなことっていうのは「絵・漫画を描くこと」っていう創作行為そのものでなくて、
自己解釈だったり嗜好だったり、自分が良いなと思うもの、伝えたいなって思うものだったりそういう「自分の考え方をアウトプットすること」が好きなんですね
だからアウトプットしたっていう結果を得るためにあまり好きでないことを続けています。


っていうのが要約です。
以下、はちゃめちゃ不毛な上、意地汚なさがすごくて長い蛇足が2k字程続きます。
ご了承頂いた上読み進めて頂けましたら幸いです。


元々「不特定多数の中における自分」のことを気にする性分だったからだと思います。
ともすると最初こそ多分絵を描くのが好きで描いてた気がするんですけど、創作活動を続けてくうちに出てくる承認欲求とか、他者との実力差とか、pixivとかtwitterでより広い世界を知れたり、同人続けて知見を増やしていくにつれどうしても自分の絵を描く技術に対する稚拙さっていうのが嫌でも知れてしまうんですね。
「それでも絵を描くのが好き」「もっと上手くなりたい」って感情を持てればそれって「絵を描く事が好き」ってことだと思うんですけど、私の場合は「自分の描く絵が好きかと聞かれたら別にそんなことはない」「上手くなる為の努力とかしたくない」っていうすごくあれなところに帰結してしまったわけでした。
上手い人達を横目に「上手くなりたい」って向上心を持ち続けることってしんどいことだと私は思うんですよね、どれだけ上を目指しても苦悩が付きまといそうというか。
娯楽とか趣味にそんな感情を持ち込みたくもなかったですし。
だから上手くなりたいとはいつからか思わなくなりました。自分の絵は下手くそでいい、って落ち着くことにしました。保身みたいなものです。
なんかこう、そういう妥協に妥協を重ねて現状に至るその割に、根本の性分が性分なもんで神々の絵を横目に見てから自分の絵を見たときのがっかり感はいつまで経っても否応無くあるのがどうしようもないところなんですけど。 保身ですね。
何かこうそういう「自分の絵が好きじゃない」「だからといって上手くなりたいとは思ってない」「けど上手い人達を見ると自分の絵に心底がっかりする」っていう堂々巡りの感情の落とし所というか「じゃあ描くなよ」って感情に反する為というか。
アウトプットする手段として「絵を描く」行為を選び続けてることへの保身にしたくて「自分のイラストがあまり好きでない」って言ってるんだと思います。

そんな保身に走ってまで「なんでそれでも漫画やイラストで表現するのか」なんですけど。
自分の絵を描く技術はからきしだと自分で思う反面、私「自分の考え方」が世界一好きな人間なんですね。
自分の好きなもの、自分の考え方、自分の頭の中の思考がいつからか本当にどうしようもなく好きで。
なぜそれが好きであるか、如何にそういう考え方に至ったのか、をいつからか他者に根っこから理解してもらいたくて仕方なくなりました。
(二次創作だったらその作品そのものが作る空気や構造の・そのキャラの・そのカップリング、関係性のどこが好きっていうその理由の部分ですね)
その為の手段として「絵・漫画を描くことを」を利用しています。
さっき言った保身っていうのは「自分のイラストがあまり好きでない」っていう認識を自分が持っている、とすることで少しでもスムーズにアウトプットを図る為の対策みたいなものでもあるんだと思います。
「絵を描く」のは好きでないんですけど「漫画を作る」ってことが私めちゃめちゃ好きなんですね。
漫画って自分がいちばん伝えたいことを起承転結っていうドラマに乗せて伝えられるじゃないですか。
例えば「私は彼のことが好き」って感情の尊さを推したい〜!ってなったとき
「私は彼のことが好き」っていうオチに持っていくまでの過程で「こういう出来事があってそれに対してどう感じた」っていう根拠を提示しながら「だから」「私は彼のことが好き」っていう主張を説得力とテンポを持たせながら第三者に提示できるんですよね。
だから、ツイートとかで説明するよりも圧倒的な力強さを持って自分の主張を刺せるんですよ。
「表現する」って何事も技術を求められる行為には違いないんですよね。
音楽にしても映像にしても文章にしても、漫画にしても。
台詞の調子とか間を作るコマとか。そういうテンポを白紙に線を入れるだけでお手軽に作れるのって漫画だからこそだなと思います。
そりゃ持てる技術があった方がそこに孕む感動も説得力も全然変わってくるとは思います。
でもいくら技術が足りなくても漫画ってそれをさせてくれるからすごいなと思っててだから好きです。
まー甘えてるなーというか漫画という媒体のヒモと化した人間だなーと思います。

そんなこんなで。
「自分の考え方を第三者にめちゃめちゃ知ってもらいたい」「けど表現する為に必要なあらゆる技術は持ち合せていないし極力努力もしたくない」
それでもそんなくそカス思考の自分に「表現する」力を持たせてくれるっていう「漫画」という媒体が持つメリットってあまり好きでない自分の絵を乗せる形になるっていうデメリットを遥かに凌ぐんですよね。
だから私は今でもしぶとく自分の考えを表現し続けてるんだなあと思っています。
そんな感じです。
自分の考えに理解が欲しい自分なのでこのはちゃめちゃな文章1つでも少しでも自分という人間の考え方をご理解頂けましたら幸いです。
ご清聴ありがとうございました。



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